2023年にマライア・メイがAEWへ入団したことにより、彼女とトニー・ストームの熾烈なストーリーが始まりました。
共闘関係にあった2人ですが、夏のAll Inを前にメイがストームを裏切ってヒールターンしたことで関係に亀裂が生じ、All Inでのシングルマッチはメイが勝利。トニーからAEW女子世界王座を奪い取ると、トニーはAEWから離脱して日本やメキシコへ遠征。そして先日、彼女はついに復帰しました。
人気を博す長期ストーリーへと成長した2人の抗争ですが、これほどの展開を見せるとは誰も思っていなかったかもしれません。最新のインタビューで、メイはストームとのストーリーへの率直な思いを語りました。
これほど大きなストーリーになるとは思ってなかったよ。これが全部事前に決まってたと思われてるみたいだけど、それは誤解。ストーリーがどう展開するのか、All Inのことも、オーエン・ハート杯のことも、全部知らなかった。
でも、すごくワクワクした。私はストーリー重視の人間だからね。リング内での実力を上げたくて日本に行って、STARDOMでの活動に没頭してたんだけど、トニー・カーンから連絡があって、AEWが興味を持ってるってさ。
彼が…すごくエキサイティングなストーリーがあるって言って、トニーの足跡を辿るような話をしたの。それってすごく象徴的だと思った。
だって私のキャリアって、ある意味で彼女と似てるでしょ。2人ともイギリスで活動してたし、彼女も私もSTARDOMを経由してAEWに来た。そういう機会が示されたとき、実生活とリンクしてて、なんか完璧な感じがしたんだよね。
私にとって一番魅力的だったのは、AEWが私を見て、何かを見出してくれて、プランを用意してくれたこと。チャンスさえもらえれば、それを活かせると分かってた。実際にそうできたと思うし、その結果としてAll Inで世界王者になれたんだ。
(Fightful)
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