近年はスコット・ダモール元社長のリーダーシップのもとに好調を維持してきたTNA。
親会社Anthemは、ダモールが打ち出した「予算を増加してさらに勢いを得る」という提案を受け入れず、予算を削減した上で彼を解任しました。解任される間際まで、彼は金融機関の援助を得て団体を買収することを模索したものの、Anthemが拒否したと報じられています。
後任の社長はプロレス界未経験。現場の新リーダーはDAZNなどとの契約締結に大きく貢献した人物ですが、2人ともAnthemが送り込んだ人材です。
PWInsiderによれば、ダモールが解任されたことに「大きな怒り」を抱くレスラーがいる、とのこと。今週末にニューオーリンズで行われるNo Surrenderや番組収録でどのように問題が対処されるのか、レスラーたちにどういった説明があるのかに注目が集まっているといいます。
最近、TNAロースターはAnthemのレナード・アスパーCEOとダモール宛に手紙を送り、ダモールへの支持を表明しました。その一部がFightfulにより公開されていますが、全文は公開されているものよりもさらに長文なのだそうです。この手紙が流出したことにも怒っているレスラーがいるとか。
Anthemは、レスラーたちから意見を聞く用意があるとされています。今後の舵取りで現場の怒りを収めることはできるでしょうか?
(Cultaholic, PWInsider)
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