レスラー同士はバックステージでどのような人間関係を築いているのか?ファンはどうしても気になってしまうトピックです。
WWE殿堂入りレスラーのカート・アングルは、かつて故エディ・ゲレロとバックステージでリアルな喧嘩を繰り広げたことがあることを明かしました。エディ&チャボ・ゲレロとの試合で、観客から2人に対する嫌悪を集めようとしたアングルは、試合後にエディから「シュートを仕掛けただろ!」と詰め寄られたのだそうです。
あの夜、俺たちはエディとチャボにヒートを集める役割だった。でも俺はエディには一切触れていない。チャボを掴んで、彼にヒートを与えただけ。残りの2人がエディに攻撃したんだ。
でも試合後、エディが怒り狂って「何なんだ、ふざけんな! 本気で俺を殴っただろ」と言ってきたんだよ。俺は「エディ、俺はお前に触れてない」って答えたけど、彼は「いや、触っただろ」と詰め寄ってきた。
その後、エディがアングルを突き飛ばしたため、アングルも反撃。エディがテイクダウンを試みると、アングルはヘッドロックで抑え込んだそうです。そして、そこにビッグ・ショーが介入して2人を引き離しました。
ビッグ・ショーが俺を引き離したとき、本当に頭にきたよ。なんだこの怪力は……って。小さな男のプライドってやつだな。あいつが俺をいとも簡単に持ち上げたことが信じられなかった。俺は「ビッグ・ショー、二度と俺にそんなことするな」って言ったよ。
この喧嘩の後、アングルはエディに謝罪。しかし、再び言い争いになって喧嘩が始まり、またしてもビッグ・ショーが介入して喧嘩を止めました。
俺たちは愛憎関係だったけど、俺は本当にエディ・ゲレロを愛していた。彼は人生で出会った中で最高の人間の一人だ。彼に対する尊敬の念は計り知れないよ。
(411MANIA)