2022年7月、 WWEで世代交代が起きました。
ビンス・マクマホンが引退し、HHHが現場の責任者に、ステファニー・マクマホンとニック・カーンが共同CEOに就任する形でビンスの穴を埋めたのです。それから少し後、「WWEがAEWロースターに対し接触(タンパリング)した」という報道があり、 AEWトニー・カーン社長もこれを認めました。
契約下にないレスラーへの接触は不正交渉にあたり、他のスポーツでは禁止されていることも多い行為です。最新のインタビューの中で、トニーはこの出来事について振り返り、両団体の間にある「本当の戦争」を語りました。
俺はWWEで働いていないし、 WWEにいるわけでもないから彼らの内部闘争、内部抗争についてコメントすることはできない。
俺が言えるのは、我々が抱えている課題だけだよ。我々のレスラーの中には、WWEがタンパリングに手を染め、契約を破棄するよう求めたと主張する者がたくさんいる。具体的に確認することはできないけど、複数のレスラーやスタッフからそのような報告があったんだ。
非常に不愉快なことだった。タンパリング疑惑がある一方で、いい番組を作ろうとか、そういうことを考えなければならないなんて。正直なところ、我々のプロダクトとショーの質は今、過去最高に達しているので、あの疑惑が我々の勢いを止めたとは思わないけどさ。
プロレスというビジネスはとてもダーティだよ。格闘技界のことはわからないけど、プロレス界の方が組織の間に大きな違いはない。2つのよく似た団体が競争を繰り広げているんだ。
我々は、本当に、本当にお互いを憎んでいると思うし、それが本当にエキサイティングなテレビを作り、エキサイティングなプロレス戦争を作るのだと思う。
(WrestlingNews.co)
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