2018年1月4日、東京ドームでクリス・ジェリコとケニー・オメガが激しい戦いを繰り広げました。
新日本プロレスのリングで行われたこの試合は後のプロレス界に大きな影響を与え、2019年にAEWが設立される大きな要因になりました。
ジェリコは、出演したPodcast番組の中でこの試合のアイデアについて「元上司」ビンス・マクマホンに相談したことや、 WWE以外の選択肢が存在することのメリットを語りました。
AEWが始まったことの最良のメリットは、ファンだけでなく、プロレスラーにも WWE以外の選択肢を提供していること。選択肢を持つというのは、いつだって良いことだよ。
AEWがプロレスというビジネスにとって特別で有益なのは、他の場所でやり尽くしたと感じたら行く場所があるということなんだ。
俺がWWEを去ったとき、「ビンス・マクマホン以外の誰かのためにプロレスラーとして働くことはない」と思っていた。それから、東京ドームでのケニー・オメガ対ジェリコのアイデアが出てきたんだ。
かなりエキサイティングなコンセプトでかっこいいアイデアだったから、試合に出てもいいかをビンスに聞いてみた。彼は「やらなきゃ。それは素晴らしい」と言ったよ。
それから、他にも行ける場所があることに気付いた。WWEでの活動はピークに達したんだと分かったんだよ。その環境でできることはすべてやり尽くしたのかもしれない。
だから、新日本プロレスやAEWが存在することを知って、選択肢が広がったんだ。
(Cultaholic)
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