現地10月10日は、WWE・ NXTとAEW・Dynamiteが久々に裏番組として放送されました。
2019年から2021年まで繰り広げられた両番組によるテレビ戦争「ウェンズデー・ナイト・ウォーズ」はDynamiteの勝利。WWEは、久々の直接対決に本気を出し、ジョン・シナやアンダーテイカーを NXTに出演させました。
その結果、 NXTは90万人の平均視聴者数を獲得。一方で、Dynamiteの平均視聴者数は60万人にとどまりました。
直接対決に敗れたAEWトニー・カーン社長は、SNSで「ジョン・シナやアンダーテイカーが100万人未満の平均視聴者数の番組に出たことはなかった」とWWEを挑発。WWE内部では、「これは宣戦布告だ」と見なされているそうです。
WWE殿堂入りレスラーのブッカーTは、10月10日の直接対決とその結果について、次のように語りました。 NXTの視聴者数がミリオンに達しなかったことを、彼も驚いたそうです。
俺は、AEWのことはまったく考えていなかった。 NXTがどうなるか…そこだけを考えていたよ。
俺がそこで働くようになってから、「この番組の視聴者数を100万人に到達させないと」と言ってきた。この目標に到達する可能性のあるプログラムが組まれたわけだし、そのしか見てなかったんだ。
平均視聴者数がミリオンに届かなかったのは驚きだ。でも、921,000人という数字は十分だよ。もし宝くじなら、それだけもらえれば嬉しい。届かなかった数字なんて気にならないさ。でも、もっと伸びると思ったな。130万人くらいは行くと思った。
100万に近い数字を記録したのはいいことだけど、俺が期待しているのは、 NXTが毎週のようにミリオンに近い数字を残すことだ。そのためには、素晴らしい番組を作ることが第一だね。
(Wrestling Inc)