2019年、AEWが設立されたことを背景に、WWEは流出対策として多くの所属選手と長期間に及ぶ再契約に合意しました。
その中の1人であるランディ・オートンは5年契約を結んだため、契約は2024年秋で満了する予定でした。しかし、実際にはそれよりも長期間、現在の契約が続く可能性がありそうです。
Fightfulによれば、2022年5月から2023年11月まで背中の負傷で復帰していた彼は、この1年半分だけ契約期間が延長する可能性が高いようです。
通常、WWEは、選手が怪我などの理由で活動できなかった期間分だけ契約を延長する権利を持っています。オートンほどのスター選手であれば、WWEは迷いなく契約延長を決断するはずです。
ただ、以前からこの契約の満了後に彼が団体を離れる可能性はかなり低いと見られており、あるWWE関係者は「彼が現在の契約を延長しないなら驚く」と語っているそうです。焦点は、「WWEが契約延長を決断するか」よりも、「契約満了にあたってWWEが彼にどのようなオファーを出し、両者が再契約に合意するか」の方かもしれません。
(Fightful, 411MANIA)
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