かつて人間関係に問題をきたしていたとされるHHHとCMパンクですが、2023年11月にパンクがまさかのWWE復帰を果たした後は良好な関係を維持しています。
2021年にAEWで約7年ぶりにプロレス界に復帰したパンクは、ビッグスターとして団体に大きな利益をもたらした一方で複数のトラブルを起こし、2023年夏に解雇されました。WWEへ戻った後の彼は問題を起こすことなく、充実した日々を過ごしています。
Royal Rumbleで負傷し、長期欠場していたパンクは、ドリュー・マッキンタイアをターゲットに設定して妨害行為を繰り返しています。Clash at the CastleでのマッキンタイアVSダミアン・プリースト戦にも乱入してマッキンタイアに金的を喰らわせ、プリーストの勝利をアシストしました。
ショー終了後の記者会見で、HHHは現在のパンクとの関係を語りました。ある意味で「開放」されたパンクに対し、非常に大きな期待を寄せているようです。
変化があった。新しい時代、新しい雰囲気……そういったものがある。
ある意味では、それは彼が長い間求めていたこと、始めたことだ。おそらく、俺たちは、様々な理由で、物事を違う角度から見ていた。目線そこ同じだったけど、それは怒りに満ちた目線だった。対立する目線だったのさ。
彼が戻ってきてくれて、どれだけ嬉しいか言葉では言い表せないよ。俺が見たかったフィル・ブルックス(パンクの本名)を見ることができるのが、どれだけワクワクするか。説明なんて不可能だね。
かつて、俺の努力が間違って受け取られ、それが摩擦につながったかもしれない。でも、俺は今のフィル・ブルックスがCMパンクの内側にいることを、よくわかってた。ただ、正しい方法で表現できなかっただけなんだ。
いろんなことが変わった。彼も変わったよ。本当に素晴らしいと言わざるを得ないね。俺は、これから起こることに興奮している。彼と仕事をするだけでなく、彼と一緒にいることが楽しくて仕方がないんだ。
彼はロッカールームでも、パフォーマーとしても、一緒にいて楽しい人だよ。他の選手の成長を助け、変化を助けてくれる。その貢献はパフォーマーとしてだけじゃない。物事の間違った側にいたけれど、途中で気づき、学んだことを伝えるのを助けるのが楽しいのさ。それは、彼の後に続く次の世代と共有できる貴重な情報なんだよ。
彼がここにいることに興奮しているし、嬉しい。そして、選手としての役割だけでなく、彼と俺が常に望んでいたWWEを作るために、彼と一緒に仕事ができることにワクワクしているよ。
(Fightful)