現地6月7日にWWEとの契約を満了したとされるチャド・ゲイブル。
その去就には大きな注目が集まっていました。WWEとの再契約にサインするのか、それとも他団体へ移籍するのか…。ヒールターンしてプッシュを受けている彼の決断は、非常に大きなインパクトがあります。AEWでは、FTR(The Revival)がトニー・カーン社長に彼の獲得を勧めていると報じられていました。
そんな中、彼はPLE「Clash At The Castle」でサミ・ゼインの持つインターコンチネンタル王座に挑戦し、名勝負を披露しました。試合が行われる前、The Gorilla Positionに出演した彼は、WWEとの再契約に合意したことを宣言しました。チャド・ゲイブルはこれからもWWEスーパースターです。
うん、サインした。
HHHについて言えば、彼がビンス・マクマホンからクリエイティブの仕事を引き継いだ瞬間に、俺の軌道はほぼ即座に変わったと思ってるんだ。オーティスとタッグを組んでいた時でさえ、俺はトップ選手との一騎打ちのチャンスを与えられた。俺にとって、『物事は変わったかもしれない』という警告のようなものだったよ。
そして、それ以来ずっとそうなっている。彼は、俺に伝えたことすべてを実行してくれたんだ。最初に彼のところに行ったとき、俺とオーティスは低迷していて、あまり活躍していなかった。彼が言っていたのは、「毎週、全員に一貫したテレビ出演の場所を与えようとしている」ということでした。テレビの出演時間が短くても長くても、全員がどこかで関わっているべきだと。
当時の俺は、「そんなこと、誰かが前にも言ってたようなことだよな」と思っていましたが、彼は本当にやってくれたんだ。たとえ毎週1、2分しか出演できなくても、俺たちは出番を得て、何かに関わっていて、その時間を最大限に活用していた。だから、彼が言ったことを実行するということは、俺のような人間にとっては大きな意味があるのさ。
今、それが実を結んでいる。俺は人生最高の活躍をしている。ただ楽しんでいるだけなんだ。
HHHの手腕で才能が開花したゲイブル。HHHへの忠誠心がこれほど高いのですから、他団体移籍の可能性はゼロに近かったのかもしれませんね。
(WrestlingNews.co)