ルチャ・ブラザーズの相棒ペンタ・エル・セロ・ミエドと共にWWEへ移籍することを希望していたレイ・フェニックス。
AEWには、2人の欠場期間分だけ契約を延長することのできるオプションがあります。先日、AEWはこのオプションの行使を決定。ペンタとは異なり、フェニックスには怪我で欠場していた期間が長く、2ヶ月以内で契約を満了するペンタとは異なり、フェニックスはあと1年程度AEWで活動していくことになります。
Fightfulによれば、2人がAEWに退団の意向を伝えていないかったにも関わらず、少なくとも2人のうち1人がWWE移籍を議論していた証拠をAEWが確認したのだそうです。ペンタは周囲の人たちにWWE移籍計画を言いふらしていたという情報もあるので、「少なくとも1人」はペンタでしょう。一方、フェニックスがどのような言動を取っていたかは不明です。
AEWとの契約が残っている間、2人は何を経験することになるのでしょうか?報道では、AEWは2人に試合をさせるのか、起用せずに時が過ぎるのを待つかは不明とのこと。また、2人の契約延長オプションを行使した理由についてAEW関係者に取材したところ、「契約期間を確保するため」以外の明確な回答がなかったそうです。
仮に、2人が試合に出場できることになった場合はどうなるのか?AEWのレスラーたちは、退団予定の2人は他のレスラーたちを引き立てる役割を担うだろう、と予想しています。その一方で、ペンタもフェニックスもそうした役割は嫌だと考えていた…とも報じられています。
WWE移籍を遅らせるために2人の契約期間を延長したAEWが、他団体へ行くことがほぼ決まっている2人をプッシュするとはなかなか考えにくいことです。1年以上そのような時期が続くかもしれないフェニックスは大変ですね…。
(Fightful, Cultaholic)