Dynamite最新回でAEWに復帰したトニー・ストーム。
8月のAll Inでマライア・メイに敗れた後、彼女はSTARDOMやCMLLなど他団体に参戦し、AEWからは離脱していました。一時は「私からトニー・カーン社長に連絡することはない」とコメントし、退団や引退も示唆していましたが、Timelessな姿ではなく、かつての彼女の姿としてAEWのファンの前に再び姿を表しました。
彼女の復帰戦は、現地12月13日放送のRampageで行われます。しかし、レスリング・オブザーバーによれば、復帰戦がRampageで放送されることに対してAEW内部では不満の声が多数上がっているそうです。
その理由は、RampageがAEWの3番組の中で最も注目度や視聴率が低いから。AEWにとっても重要な番組ではなくなってしまっています。そこでスターレスラーのトニーが復帰する…?一部の関係者にとって、とても納得できるクリエイティブではありません。
レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスは、DynamiteやCollision、あるいは年末に開催されるPPV・Worlds Endで復帰戦を行うほうが理にかなっていると指摘。多くのAEW関係者たちもそう考えていますが、トニー・カーン社長の考えは違いました。
アルバレスは、「たとえ200人の関係者がトニー・カーンのオフィスの前に並び、一人ひとりが「この案はダメダメですよ」と説得したとしても、結果は変わらなかっただろう。毎週誰かがトニーと議論しているけど、結局はトニーの思い通りになる。それがAEWの現状だ」と指摘しています。
トニー・カーンは、なぜトニー・ストームの復帰戦をRampageで行うことを決断したのか?それは彼にしか分かりません。
(Wrestling Inc)