2025年4月にWWEがメキシコの団体AAAを買収した後、一部のファンは「これをきっかけに、あの男がWWEに帰ってくるのでは?」という噂が流れました。
WWEによるAAA買収後、WWEは「選手たちの法的拘束力を確保し、AAAやWWE以外の他団体に出場できない状態にするため」にエル・イホ・デル・ビキンゴらとの契約に着手したほか、合同興行Worlds Collideを開催するなど、AAAロースターのWWE参戦に取り組んできました。その中で、買収時点でAAAメガ王座を保持していたアルベルト・エル・パトロン……つまり、元WWEアルベルト・デル・リオとの関係に注目が集まったのです。
2024年8月から2025年5月までAAAメガ王座を保持していたパトロンは、かつてWWEでも活躍していました。しかし、元交際相手のペイジ(AEWサラヤ)に対するDV疑惑など様々なトラブルを起こしてきた過去があり、一部のファンから拒否反応を示されています。
先日、彼はAAAのテレビ番組で行われた敗者追放マッチに敗れ、AAA離脱となりました。これにより、彼のWWE復帰の可能性が再び話題になったのです。
しかし、Fightfulによれば、WWEの関係者は「パトロンを起用する意志はまったくない」と断言しているといいます。パトロン自身は「WWEは、俺に興味を持っているんだ」と公言しており、AAA関係者にも「2025年のRoyal Rumbleのサプライズ枠で登場することも検討されていた」と語っていたそうですが、WWE側は一貫して彼の存在に言及せず、距離を置いています。
あるWW関係者は、「もしWWEが彼の復帰を望んでいるなら、とっくに器用しているだろう」とコメントしています。果たしてどうなる…。
(Fightful, Wrestling Inc)
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