RAW最新回でAJスタイルズが不満爆発プロモを披露したことで、SNS上は大騒ぎになっています。
発言の趣旨は、「仲間がいないのはキャリアで初めて。ルーク・ギャローズもカール・アンダーソンもいないし、ミチンはSmackDownだ。誰かが俺を勝たせないよう仕組んでいるとしか思えない」というもの。通常放送の枠内ではなく、Netflixのアメリカ国内ユーザーにとってはCM中、かつ海外ユーザーからは視聴可能な「隙間」を縫っての発言でした。
一部では、「これはAJスタイルズ版のパイプボムなのでは?」「実際の状況や不満をぶちまけたのでは」などの憶測が飛び交いました。真相はどうなのでしょうか。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、この発言はストーリーの一部なのだそうです。先日SNSで示唆した引退や、WWEとの契約期間がわずかであることなどの状況を反映したアングルであり、シュートではないとのこと。
また、メルツァーは「アメリカではCM中、国外では視聴可能」な隙間を活用した点を「ユニークだ」と評価しています。
アメリカでも視聴可能なタイミングでやれば、すぐにストーリーだと気付かれる。でも、一部で視聴可能な人たちもいる時に発言したことで、「本当に台本にないことを言ったのでは」と思わせた。良い工夫だね。
今後、このアングルがどのように進んでいくかは不明。ただし、AJにとってWWEでの最後のおお仕事になる可能性は高そうです。
(Wrestling Observer)
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