WWEは歴史的に共和党との距離が近く、特にドナルド・トランプ大統領とは蜜月の今回にあります。
かつて、大統領になる前のトランプはWWEの番組に何度も登場し、WWE殿堂入りも果たしています。そして、第二次トランプ政権では、リンダ・マクマホンが教育長官に任命されたり、HHHがホワイトハウスへ出入りしたりと、関係は継続しています。
もちろん、WWE関係者の全員がトランプ支持者ではありません。
先日、親民主党でアンチトランプだった名映画監督のロブ・ライナーが亡くなった際にトランプ大統領は「トランプ錯乱症候群という精神疾患のせいで亡くなったと聞いている。我が国にとって悪影響を及ぼす人物だった」と人格攻撃を展開。これに対し、ミック・フォーリーが強く反発し、WWEとの契約を終了しました。
フォーリーの動きについて、ケビン・ナッシュは自身のPodcast番組で見解を語り、「我々が契約しているのはWWEでありMAGAではない。WWEの番組からトランプ思想が強く提示されるならまだしも、そうではない」と中立的な態度を取りました。
理解はできるよ。ミックがそう感じているなら、ミックの立場としては当然のことだ。
俺はマクマホン家やレヴェック(HHH)家を、家族だと思っている。それだけだ。彼らは俺にとって家族なんだ……まあ、「共和党支持の親戚」みたいなもんだな。
ミックが「これ以上は耐えられない、もう限界だ」となったのは分かる。理解できるさ。だが俺の場合は、もっとこう……「いい加減、別の技に移行したらどうだ? 退屈すぎるぜ」って感じだったな。マジでさ、退屈なんだよ。あのやり方はもう通用しない。
俺の契約相手はWWEだ。MAGAと契約してるわけじゃないし、トランプと契約してるわけでもない。Netflixで番組を見ても、画面からそういった政治的な思想が押し寄せてくるなんてことはないだろ?
それに、俺に収入を捨てることはできないね。
フォーリーの場合、自身のトークショーやグッズ収益で膨大な利益を得ており、WWEとの契約がなくても十分に生活できます。収入源が複数あることは、自身の信念を貫く為には欠かせませんね…。
(Wrestling Inc)
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