ウォール・ストリート・ジャーナルの報道通り、ビンス・マクマホンがWWEへ復帰しました。
彼は2人の側近と共に取締役へ返り咲き、メディア権取引や団体売却は彼の承認を得ることでしか最終決定されないように内規が改定されました。
2022年7月、性的非行&不正会計スキャンダルでビンスが引退した後で跡を継いだHHH(現場の責任者)、ステファニー・マクマホン、そしてニック・カーン(ともに共同CEO)はその座に残ります。
ビンスは「WWEには優秀な経営陣が揃っており、私の復帰が彼らの役割や職務、責任に影響を与えることはない」という声明を発表しています。
ビンスの復帰を受け、WWEは約10分間の全員参加ミーティングを開催。そこで語られた内容は以下の通りです。
- ビンスの取締役復帰の正式発表
- 現時点で、経営陣の交代はない。
- ビンスの復帰は、「とてもポジティブで、将来の権利収入販売を最大限に活用するために必要なすべてを団体にもたらすため」にプッシュされた。
- メディア権交渉に先駆けて、団体売却の可能性が検討されている。しかし、売却が実現しない可能性も大いにあること、売却が前提というわけではないことが強調された。最終的な決定権を持つのは大株主のビンス。
- 株主にとって最大の利益になるのであれば、団体を再び非公開化することも選択肢の1つ。しかし、あくまで選択肢の1つであり、必ずそうするわけではない。
- 会議は「参加者の士気を高めるための歓談の場」で、質疑は行われなかった。
大株主としての力を行使し、強引に復帰したビンス。これからどうなるのでしょう…。ネガティブなことが起きないことを願うばかりです。
(Cultaholic)
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