2022年に大ブレイクしたサミ・ゼイン。彼とBloodlineのストーリーはとてつもない人気を博し、レッスルマニア39のメインイベントでケビン・オーエンズとのタッグチームでウーソズの持つタッグ王座に挑戦するチャンスを得ました。
彼のファン人気は以前から高かったものの、それが無視できないほどの規模へ拡大する1年となりました。ファンや団体からの期待が高まる中で、彼は無理をしていたのかもしれません。
先日放送されたRAWで、彼の肘が不自然に腫れている様子が放送され、話題になりました。肘の滑液包(関節の動きをスムーズにする小さな液体袋)の炎症、もしくは感染症を患っていると推測されています。
最新のインタビューの中で、彼は複数のケガを抱えながら活動していることを明かしました。レスラーにとっては「タフだけど、頑張らなければならない状態」ですが、7月に39歳になったばかりの彼は、キャリアのステージと怪我についての考えを語っています。
しばらくの間、多くの問題を抱えていて、その中で戦っているようなものだと思う。
スポーツを見ている時に面白いなと思うのは…例えば、ホッケーの選手たちの話をしようか。ホッケーは特にアグレッシブで、スケジュールが過酷なんだ。特にプレーオフは大変だよ。だからプレーオフが終わると、『ああ、この選手は胸骨を骨折し、指を3本折り、脛骨にひびが入った状態でプレーしていたんだ』とか、そういうことが報じられたりする。非常識な怪我をしながらプレーしているんだ。
でも、1人のファンとして、1人の視聴者として試合を見ているだけの俺は、僕はただ見ているだけで、何の問題も起きていないと思っているわけだよね。
小さな怪我はあるけど、全体的には健康だよ。ありがたいことだね。でも、年を取ると、自分の将来について深く考えるようになるものなんだ。「あと21年もこれを続けることは絶対にないな」って、キャリア21年目の俺は思ってる。
俺のキャリアは、始まりよりも終わりに近づいている。だから、健康を維持し、しつこい怪我に対処することが、より重要になってくると思う。
(Cultaholic)