2003年のレッスルマニア19で、カート・アングルの持つWWE王座に挑戦したブロック・レスナー。彼は、この試合で危うく大怪我を負うところでした。シューティングスター・プレスに失敗し、危険な形でマットに落ちてしまったのです。
奇跡的に首の骨折などの大怪我を避けることができたものの、大惨事につながりかねない危険なシーンでした。それでも脳震盪を起こしてしまった彼は、なんとか試合をやり遂げ、試合後に病院へ搬送されました。
ベテランレスラーのマット・ハーディーは、自身のPodcast番組でこのシーンを振り返り、バックステージの騒然とした様子を語りました。
本当に、本当に怖かったよ。レッスルマニアという大舞台であの決断をしたブロックには拍手を送りたい。彼の気持ちは理解できる。でも、あれが起きたことで、彼は「もうあんなことはしない、もっとスマートに働こう」と決めたんだ……。あの出来事が、彼の仕事のやり方を変えたような気がするよ。
2022年のインタビューで、レスナーは「レッスルマニア・モーメントを作りたかった。愚かだった」と振り返り、前日にシューティングスターの練習をしていたことを明かしました。
(Wrestling Inc)
あわせて読みたい
【AEW】再契約に合意したケニー・オメガの契約はいつまで続く?マーク・ヘンリーがヒントを投下
AEWの中心的存在であるThe Eliteのケニー・オメガ、ヤング・バックス、そしてハングマン・ペイジがAEWとの再契約に合意した、というニュースは多くのファンを喜ばせました。彼ら...
【WWE】ゴールドバーグのスピアーの威力は「息ができなくなる」…元WWE選手が証言
WWE殿堂入りレスラーのゴールドバーグ。元アメフト選手の彼は、恵まれた体格をフルに生かしたスタイルで人気を博し、近年までプロレス界最大のスターの1人として活動していました。 彼の代...