昨日、WWEのCMパンクはアリエル・ヘルワニによるインタビューを受け、その中でAEW時代に起きたトラブルの裏側や、彼から見た真実を語りました。
ジャック・ペリーとの大喧嘩、ハングマン・ペイジとのトラブル、コルト・カバナとの関係、そしてトニー・カーン社長に対する不満の数々と「いい人だが、ボスではない」という分析。インタビューは非常に大きな話題になりました。
このインタビューを聞いたWWEとAEWの関係者たちは何を思ったのでしょうか?
Fightfulによれば、AEWのあるベテランレスラーは、All Inのバックステージでパンクがペリーと喧嘩した事件についてこのインタビューが示しているのは、「防ぐことのできた出来事だった」ということだと指摘。また、パンクがWWEで幸せに活動し、AEWも前に進んだのだから、いつかその出来事から学び、いつか和解できることを願っている…とコメントしています。
複数のAEW関係者たちは、今回のインタビューで語られる内容を予想できており、一連の出来事についてはこのインタビューでひと段落つくことを願っているといいます。
このインタビューが配信された後、サミー・ゲバラはXでAEWへの感謝をポストしましたが、これはパンクへの非難ではなく、あくまでAEWへの支持を表明するものだったとされています。
AEW changed mine and a lot of peoples lives for the better. #ThankYouAEW
— Sammy Guevara (@sammyguevara) April 1, 2024
一方、WWEでパンクと対立するドリュー・マッキンタイアは、パンクがトニーに対して「AEWは冗談みたいにクソ。お前はピエロだ」と言い放ったことを引用し、「パンクを現す絵文字は💩と🤡」とツイート。WWE側のリアクションはどのようなものだったのでしょうか。
Fightfulによれば、WWEの選手や上層部は、負傷した選手がレッスルマニアの時期にすふことはインタビューに答える程度にとどまるため、今回のインタビューでパンクの口からAEWについて語られることは予想していたそうです。
ある選手は、インタビューがレッスルマニア40の直前に行われなかったことに安堵し、「レッスルマニア40が開催されることには、みんな忘れてるだろう」と考えているそうです。
WWEもAEWも、パンクの発言をある程度予想できていたようですね。その内容もこれまでに報じられた内容と一致しているところが多く、「答え合わせに過ぎなかった」と考えているファンもいるようです。
…まあ、今回のインタビューとこれまでの報道がほぼ一致しているということは、AEWの情報リーク癖が酷いレベルだということも意味しています。
(Wrestling Inc, Fightful)