アリエル・ヘルワニによる最新のインタビューで、CMパンクがAEW時代の様々なトラブルについて語っています。
ハングマン・ペイジとのリアルな対立、The Eliteやジャック・ペリーとの大喧嘩。AEW時代の彼はトラブルメーカーとしてネガティブな話題を生み出すことも多く、2023年9月に解雇されました。
今回のインタビューでは、The Eliteやペリーとの喧嘩、パンクとの関係について詳細に語られており、彼がAEWについてどう思っていたかがよくわかる内容です。一部を紹介
(The Eliteとの喧嘩後、Collisionの構想をトニー・カーン社長から聞いて)トニーの最大のアイデアは、DynamiteとCollisionの出場者を完全に分けることだった。それで、俺は言ったんだ。「うまくいくわけないだろ。もう俺を解放してくれよ、ここはもう嫌だ。金を払ってくれ。俺はもうテレビに出てないし、腕の怪我もある。退団させてくれ」と。
でも、「ダメだ」って。は?解放してくれよ…俺がいなくても誰も気にしないし、それがベストだろ。あいつらは俺を欲しがっていなかったんだ。AEWがやっているのは本当のビジネスではない。お金を稼ぐ、売り上げを上げる、チケットを売る…ということに基づいたビジネスではないんだ。俺に売り込まれたものとは違う。
だから、俺をリリースしてくれと言ったんだ。そしたら、「いや、それはできないよ。新しいショーをするからね」と言われた。
そして、Collisionが始まった。ある時、ケータリングで自分のことをしていたところ、トニー・シヴァーニがやって来て、「助けが必要だ」と言った。「何だよ?」と聞いたら、彼は「ジャック・ペリーが俺やエグゼクティブ・プロデューサーのマイケル・マンスリー、制作のダリル、そしてドクターを罵っているんだ」だとさ。
すぐに、「ペリーはここにいるべきじゃない」と思った。「DynamiteとCollisionで出場するレスラーが分けられるから、問題は起こらないよ」と言われていたのに。巻き込まれたくなかったね。
彼がやりたかったのは、鉄パイプでレンタカーの窓ガラスを壊すことだった。俺は彼のことが大好きだったから、丁寧に話したよ。「それはレンタカーだ。みんなもダメだと言ってるし、それがやりたいならCollisionじゃなくてDynamiteでやってくれ」と。彼は、「わかった。でも本当にクールなアイデアだと思ったんだ」と言ってたよ。
俺は言った。「そうかもしれないけど、それはレンタカーなんだ。窓ガラスをぶっ壊した状態で返却したら、レンタカー会社が『もうプロレスラーには貸さない』ということになるかもしれないだろ」ってね。
丁寧に説明したんだ。声を荒げたり、悪態をつくことはなかったんだ。これはとてもビジネスライクなことなのに、彼は極めて個人的なこととして受け取った。
(All Inでペリーがカメラに向かってパンクを挑発する発言をした後)俺はトニー・カーン社長のところに行って、「なあ、お願いだからこの状況を処理してくれよ。何をすべきかまでは口出ししないから、君はボスとして振る舞ってくれ、頼む」と言ったんだ。でも、彼は何もしなかった。
(サモア・ジョーとの試合前にペリーと喧嘩したことについて)バックステージに戻ってきた彼に対して、「なんでネット上の馬鹿げたことをテレビでやり続けるんだ?」と聞いたら、「それが問題なら、なんとかしてみたらどうだ?」だとさ。「マジかよ、潰すぞ。何やってんだ?」って思ったね。責任を持って行動したつもりだった。殴らなかったんだよ、ちょっとだけ誰かをチョークしただけ。ジョーに「やめろ!」言われて、それでやめたよ。
そして、トニーに向かって、「AEWは冗談みたいにクソだな、お前はピエロだ、辞める」と言った。自分のロッカールームに戻ったら、ジョーとジェリー・リンが来て、「試合には出るべきだ。素晴らしいパフォーマンスをしよう」と言われたよ。
(トニーが「2人の喧嘩で命の危険を感じた」と発言したことについて)トニーが何を感じて何を考えていたかはわからない。でも、彼が命を恐れるようなことは何もしなかったよ。まあ、彼はそういう人だ。
あの発言には、俺に対する中傷と、俺のキャラクターを台無しにしようとする意図があった。それがすべてのドラマの起源だ。そんなことしないでくれよな。なぜ自分の団体で働いている人にそんなことをするんだよ?なぜ嘘をつく?なぜ自分のトップの選手について嘘や噂やでたらめを広めるんだ?
(トニーと働くことを難しいと考えているかについて)それは難しい質問だね。ドラマが嫌いだからこういう話をしたくないんだけど、真実は真実だ。彼はボスにふさわしくない。いい人だとは思うけどね。それがAEWにとってマイナスになっていると思うけど、俺の団体じゃねえし。
(Wrestling Observer)