21世紀のプロレス界を支えてきたAJスタイルズも、残された時間はわずかになっています。
現在46歳の彼は相変わらず高いレベルのパフォーマンスを披露していますが、いつまで現役を続けることになるのかはわかりません。現代のプロレス界では選手寿命が以前よりも伸びていますが、それでもいつか終わりは来ます。
最新のインタビューで、彼は「引退」について語りました。残された時間がわずかであることを自覚しつつ、それでもファンのために戦う意志を表明しています。
次にどんなストーリーがやって来るのか、楽しみだね。終わりに近づいているのは明らかだ。WWEを去る前に、どんなストーリーと気持ちでや試合ができるか…そこが一番の楽しみだよ。
自分が恥をかいてしまうことが心配だ。頭では「できる」と思っていても、身体は「クソ、無理だ。毎日ベッドから起き上がるのも痛いんだ」と言っている。いつか、選手生活に終わりが来ることになるだろう。
偉大な先輩たちの間には、彼らにまだ余力があると思えるうちに引退するという考え方があった。それは、俺たちが「自分自身を恥じることを望まない」ことから来ている。まだ動けるうちに、プロレスから離れて楽しむことができるように…と考えるんだよ。
俺はプロレスを愛してる。プロレスこそが、俺がやるべきことだと思っているんだよ。人生の半分以上をプロレスに費やしてきたけど、いつかは手放さなければならない。プロレスは楽しいけど、みんなを失望させたくないんだ。
AJスタイルズを見た人には、「あの男が好きなんだ、あれは私が知っているAJスタイルズだ」と思ってもらいたい。「もう別人だな、昔できたことができなくなってる」とは思われたくないんだよね。そういう人になりたくない。みんなを失望させたくない。
その日はいずれ来る。残り時間は短い。俺はプロレスを楽しむつもりだよ。約束する。
(Fightful)