AEWの旗揚げメンバーで、 AEW世界王座を獲得するなど確かな実績を残してきたMJF。
トップクラスのストーリーテラーであり、プロモスキルは超一流。試合巧者でもあり、多くの名勝負を生み出してきました。
そんな彼は俳優業にも力を入れており、AEW 入団後も度々映画撮影に参加。ファン・エリック家を題材にした「アイアンクロー」(2023)では、出演だけでなくエグゼクティブ・プロデューサーも務めました。
そんな彼の活動について、WrestlePuristsのIbouがXで批判的にコメントしました。 AEWは彼の魅力をこれ以上引き出せないのでは…という内容です。
MJFとAEWの関係は自然な終焉に向かいつつあるように思える。ただ、双方ともそれに気付いていない。互いに成長しすぎた結果だ。
MJFは人生の最盛期にある素晴らしいレスラーだが、彼の今後の展開として生産的で大きなものを思い浮かべるのは難しい。
明らかに彼は俳優としての活動に重点を置いている(それ自体は良いことだ)が、AEWでミッドカード層にいる意味は見出せない。1993年のWWFでのリック・フレアーのような状況だ。
ただし、MJFの実力が落ちているわけではなく、単に団体が彼の持ち味から離れる方向に進んでいるように感じる。この見方は的外れだろうか?
これに対し、大ベテランのダスティン・ローデスが激しく反論しています。
君は頭がおかしいな。MJFは大スターだ。彼にとってはまだ始まりに過ぎない。
全てが一夜にして実現するわけではない。忍耐が必要だ。才能がないなら別だが、誰の活動も一朝一夕には終わらない。彼は素晴らしいレスラーだよ。
MJFの才能、 AEWとの関係はこれからも素晴らしいものになる…。おそらく、ダスティンの意見の方が正しくなるでしょう。MJFがプロレス以外のフィールドでの活動に時間を割くようになったとしても、そこで成功すれば「AEWのMJF」の評価や注目度も上がります。
(WrestlingNews.co)