先日放送されたCollisionでハングマン・アダム・ペイジとのテキサス・デスマッチに挑み、この試合をもって現役から引退したクリストファー・ダニエルズ。
21世紀のプロレス界を代表するトップレスラー。彼がAJスタイルズらのライバルたちと繰り広げてきた激闘や華麗な技の数々はプロレス界に大きな影響を与え、世界中からリスペクトを集めてきました。
そんな彼が、長い付き合いの後輩ペイジとの試合で引退。放送前に「この試合で引退するらしい」と報じられていたものの、AEWから事前にアナウンスがあったわけではありませんでした。PPVではなく通常番組で引退試合が行われたことにも賛否両論あります。
TNA創設者の一人で、ダニエルズのことをよく知るジェフ・ジャレットは、自身のPodcast番組でダニエルズの引退について語り、もっとふさわしい「見送り」の形があると考えていることを明かしました。
ある人物から「あれがクリスの最後の試合だって知ってたか?」とテキストをもらったんだ。試合を見て、「なんで?他に方法はなかったのか?」って返信したよ。
本当に驚いた。もしこれがクリス自身の決断なら、それは尊重する。でもさ、この業界に入って30年もキャリアを築ける人なんてそう多くない。もしこれで本当に彼がキャリアを終えるなら、業界全体が彼に感謝の意を表すべきだと思うんだ。
TNAの創設期からの貢献者だし、ROHでも活躍した。インディーの厳しい環境を乗り越えてきた彼のキャリアは尊敬に値する。そしてAEWでの功績もあるしね。
彼がそれを受け入れるなら、もう少し立派な形で送り出してあげたいと思う。それが俺の正直な気持ちだ。
(Fightful)
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