All InでのTNT王座の防衛戦をショー開催直前でキャンセルしたアダム・コール。再び脳震盪を起こした彼は、一時は引退を考えるほどの深刻な状況に陥っています。
AEWのトニー・カーン社長によれば、コールのAll In欠場が決まったのは、開催当日にコールから「無理だ」と報告があったためとのこと。彼ななぜ「無理だ」と判断し、トニーはそれをどう受け止めたのでしょうか。
最新のインタビューで、トニーは次のように語りました。
難しい会話だったけど、彼が正直に「体調が悪い、眠れてない、試合は無理だと思う」と言ってくれたことに感謝してる。俺は彼の判断に賛成したし、それが正しい選択だったと思ってるよ。
彼は、All Inのリング上でファンに直接事情を説明したがった。俺も、それがファンへの誠意だと思ったよ。彼はしっかり伝えてくれたと思う。
もちろん、彼の試合を楽しみにしていた皆は残念だったと思うけど、それでも本当のことを伝えるべきだった。
本人と話した結果、「休養が必要だ」と判断した。どれくらいの期間になるかは分からないが、無理をさせるわけにはいかないよ。
彼は以前も深刻な脳震盪を起こし、引退を検討せざるを得ない状況になったことがあります。コールには、復帰に向けた過酷な道のりが待っています。しかし、AEWは最大限に彼をサポートするでしょう。
(Fightful)
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