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【AEW】トニー・カーン社長がAAAとの決裂を振り返る。「ドラゴン・リーの件は完全な裏切り。FTRから『変なことが起きてる』と連絡が…」

インタビュー

AEWは、2019年の旗揚げ時からメキシコの団体AAAと提携し、レスラーたちが行き来しあっていました。しかし、この関係は2022年末に突如終了しました。

その原因は、当時AAAタッグ王座を保持していたFTRが防衛戦のためAAAへ遠征した際に、ドラゴン・リー&ドラリスティコ組に敗れてタイトルを失った直後、リーがWWE入団を発表したことにあります。この件はAEWに事前連絡がなく、AEWは困惑。これを機にAAAとの関係を絶ち、後にCMLLとの提携を強化していくことになりました。

最新のインタビューで、AEWトニー・カーン社長はこの時の「AAAによる唐突な裏切り」について、今もネガティブな気持ちがああることを明かしました。

CMLLと組んでからは、本当にすべてが好転しているよ。サルバドール(CMLL代表)との関係は非常に良好で、信頼し合ってる。

 

2022年12月30日に起きたドラゴン・リーの件は、本当に驚いたよ。彼がWWEへ行くような予感はしていたけど…。FTRが「WWEのカメラが来てる」って言ってきて、「これはおかしいぞ」と思ったね。

AAAとは、FTRとルーシュ&ドラリスティコ組の対戦で合意してたんだ。でも、当日になってドラゴン・リーが加わってきた。

 

俺はその日Dynamiteの収録に参加してて、サモア・ジョーと一緒にいたんだけど、FTRから「なんか妙なことが起きてる」って連絡があってさ。そしてDynamiteが終わって、すぐそのAAAの試合が流れて…FTRに勝ったドラゴン・リーが、その場で「WWEと契約する」と発表したんだ。しかもFTRの名前がまだ王座のプレートに載ってる状態で、だ。あれは完全な裏切りだったよ。

 

サルバドールとは兄弟のような関係だ。もし何かやるなら、事前にちゃんと話し合う。勝手に人を変えたり、アングルをねじ込んだり、試合中に路線変更なんてあり得ない。互いに誠実であること、それが本物のパートナーシップだ。

リーがWWEと契約した時点で、AAAは「AEWではなく、WWEとの関係を強化していきたい」という方針に舵を切っていたとされています。2025年、WWEはAAAを買収し、両者の関係は緊密になりました。

(Fightful)

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