SummerSlam・一日目を締めくくったのは、負傷欠場中だったはずのセス・ロリンズによる衝撃的なキャッシュイン。グンターに勝利してWWE世界ヘビー級王座を勝ち取ったCMパンクからタイトルを奪い取りました。
7月のSaturday Night’s Main Eventで、セスはLAナイトとのシングルマッチ中に膝を負傷。その後は欠場していました。しかし、この怪我には「アングル説」も根強く、その後の衝撃的な展開への伏線なのでは……という報道もありました。
そして、SummerSlamで実現した衝撃のキャッシュイン。Fightfulによれば、今回の計画は極秘裏に進められていたそうです。Saturday Night’s Main Eventでの負傷は「巧妙なアングル」。WWE内部では、セスがナイトに勝利する計画が広まっており、そこでアクシデントが起きた「ように見せかける」ことで、スタッフや仲間たちさえも騙すことが狙いだったといいます。実際、セスの身近な関係者さえも詳細を知らず、負傷後の彼と連絡が取れないことを心配する声もあったといいます。
また、彼のキャッシュインはSummerSlamの社内台本や進行表にも記載されておらず、直前まで多くのスタッフも予想していなかったといいます。グンターとパンクの試合中にセスがバックステージへ登場したことで、その後の展開に向けた計画が動き出したとされます。
ちなみに、この日のバックステージにはNetflix番組「WWE: “壮大なるドラマ”の裏側」の制作スタッフも入っており、セスのキャッシュインは2026年に公開予定のシーズン2で大きく取り上げられる見込みです。今後は、WWEのこうした舞台裏をNetflixが公開し、さらに話題を集めることが当たり前になっていくのかもしれません。
(Fightful, Wrestling Inc)
あわせて読みたい

