イギリス・バーミンガムで開催されたRAWで、ベッキー・リンチは先日亡くなった同地出身のメタルの帝王オジー・オズボーンを引き合いに出してヒールプロモを披露。これが大不評を買いました。
極悪ヒールの彼女は、
この街が生み出した「唯一のいいもの」は1か月前に死んだ。でも、そのオジー・オズボーンにはロサンゼルスという本当の街に移住する賢さがあったよ。もしバーミンガムに住んでたら、私も死んでただろうな。
というプロモを披露。今の彼女なりにオジーの死を引用してバーミンガムをこき下ろした形ですが、バーミンガムの観客やSNS上のファンのみならずオジーの遺族まで激怒させる事態に発展してしまいました。WWEはオズボーン家への謝罪を検討していたと報じられています。
Becky Lynch: The only good thing that came outta here died a month ago. But in fairness to Ozzy Osbourne he had the good sense to move to LA. Because if I lived I Birmingham I’d die too
Naaaah Becky is unhinged #WWERAW pic.twitter.com/EIJcmRWfKY
— Public Enemies Podcast (@PublicEnemiesHQ) August 25, 2025
この出来事について、レジェンドレスラーのケビン・ナッシュが吠えました。
ベッキー・リンチの旬は終わった、ということだな。今は必死にしがみついてるだけだよ。プロレスというビジネスに取り残されてしまったんだろう。オジーを直接侮辱したわけじゃないけどああいう安っぽい手口はもう通用しないんだ。
「どんな注目も良い宣伝になる」なんて言うけど、遺族を傷つけたらどうだ? オジーの娘が怒ってコメントを出すような状況は、WWEにも株主にもマイナスだ。俺はTKOの株主だけど、そんな発言を選手にしてほしくない。
なお、ベッキーのプロモはWWE内部で承認されたものであり、侮辱の矛先はあくまでバーミンガム。しかし、WWE殿堂入りも果たしているオジーの遺族が不快感を示すという予想外の展開に、WWEも慌てているようです。
(WrestlingNews.co)
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