引退試合を終えたジョン・シナ。ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)は、試合前の彼にメッセージを送っていました。
キャリアの中で何度か激突した2人。WWEが生んだビッグスター同士、リスペクトし合っています。SNSに投稿した動画で、ロック様はシナにこう語りかけました。
ジョン、12月13日、土曜日だ。ついにその時が来たな。お前は、信じられないほど恵まれ、歴史的なキャリアの最後の試合を戦うんだ。
リングへ向かい、プロレス界で言うところのを会場を爆発させるような試合」をグンターと繰り広げる前に、いくつか伝えたいことがある。
まず、ありがとうと言いたい。お前の貢献、感情、すべての功績、情熱、そしてこの予測不能でワイルドでクレイジーな世界……俺たちが愛するプロレスというものへのコミットメントに感謝するよ。
俺とお前は、そのワイルドでクレイジーな歴史を共有していると感じるからこそ、感謝したいんだ。そう、俺たちは試合で共に血を流した。文字通り、腱を断裂したこともあったな。記録も塗り替えた。
なぁ、あれは信じられない日々だったよ。あの頃、他のロスターたちと共に、俺とお前が成し遂げたことを常に誇りに思う。最高だった。あれは俺たちだけが吸うことのできた「稀有な空気」だったし、俺はそれにずっと感謝し続けるだろう。
だが、お前に伝えたい最も重要なことは、長年にわたる俺たちの関係、絆、友情の中で気づいたことであり、お前について俺が最も愛していることだ……それは、お前のジョーツ(デニムのショートパンツ)だ!……冗談だよ。ジョーツもいいけどな。
俺がお前のことで一番好きなのは、お前が「善き人間」だということだ。なぁ、それは重要なことなんだ。人生の道を歩めば歩むほど……俺たち全員がそうだけど、善き人間であることがいかに重要かに気づかされるんだ。
人に親切にすること。人を大切にすること。「偉くなるのはいいことだが、良い人間であることの方がもっと偉い」。お前はこの言葉を体現しているよ。
だからブラザー、お前がこのビジネス全体、WWE、そしてこのプロレス界のためにしてくれたこと全てに感謝する。
それから、少し時間を取って、お前の家族にも敬意を表したい。このクレイジーなプロレスの世界で育ったから個人的に知っているが、レスラーになるということは、家族ぐるみの出来事になるんだ。
誰もが犠牲を払う。お前の家族へ、あなた方の犠牲にも感謝します。あなた方がどれほどジョンのことを誇りに思っているか俺には分かるし、俺も同じくらい彼を誇りに思っているよ。
最後に一つだけ。リングへ出て行く時、入場曲が鳴る直前に、俺たちがカーテンをくぐる前にいつも話していたことを思い出してほしい。全国のアリーナやスタジアムで俺たちがダンス(試合)をする前のことだ。
俺たちがお互いに何て言っていたか覚えているか? 「おい、試合の後にテキーラと密造酒(ムーンシャイン)を飲もうぜ」って部分じゃないぞ。いや、もう片方の言葉だ。
「楽しもう」。どうか楽しんでくれ。
ジョン・シナ、お前こそがGOAT(史上最高)だ。思いっきり楽しんで、会場をぶっ壊すくらい熱狂させてこいよ!
引退試合が行われたSarurday Night’s Main Eventにロック様が登場することにも期待がかかっていましたが、実現せず。今後、2人の共演は映画のスクリーンの中だけかもしれません。
“John Cena you’re the goat”
❤️ THE FINAL BOSS, THE ROCK WITH A SPECIAL VIDEO TRIBUTE TO JOHN CENA #ThankYouCena
— FADE (@FadeAwayMedia) December 13, 2025
(NoDQ)
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