先日、アンドラーデがWWEからリリースされました。2020年以降はフラストレーションが溜まる時期が続き、最後のテレビ番組出演は2020年10月。他団体に活躍の場を求めることは決して責められません。
メキシコ出身のアンドラーデは、英語が堪能ではありません。そのことは本人も自覚しているようです。
今週月曜日、Lucha Libre OnlineはFacebookでアンドラーデのインタビューを公開しました。これをスペイン語圏のサイト「Lucha Noticias」が引用した際、「彼が『ブロック・レスナーとアスカは英語が堪能ではない』と指摘する部分があった」と紹介しました。
言い訳したいことはあるよ。俺はブロック・レスナーやアスカよりも英語を話すんだ。彼らのことは尊敬しているけど、事実だよ。2人は英語を話さないからといって冷遇・批判されることはない。
WWEで活動する選手たちにとって、英語は非常に重要なスキルです。ほとんどの観客は英語話者なので、彼らに言葉でアピールすることは成功の近道であり、団体の顔になるためには欠かせない「武器」だとされています。
しかし、アンドラーデは、次のように訂正しています。
ブロックより英語が上手いなんて言ってないよ。彼は完璧な英語を話せるけど、言葉がなくても活躍してる。アスカは素晴らしいチャンピオン、ファイターで、英語を話す必要がない。こう言ったんだ。
そもそもレスナーはアメリカ出身ですし、ポール・ヘイマンという偉大すぎるマネージャーがついていたため、他の選手と比べると本人がしゃべる必要性が低かった、ということでしょう。アスカは英語が得意ではないこと自体が魅力になるキャラクターです。
この領域まで行くことができればいいのですが、大抵はそこに到達することができません。これからも大変でしょうね…。