CMパンク、ブライアン・ダニエルソン、アダム・コール、ルビー・ソーホー(ルビー・ライオット)、マラカイ・ブラック、アンドラーデ……。ここ最近AEWに加わった選手たちです。ルビーまでの4人がフューチャーされた(本来はPACとアンドラーデのシングルマッチも行われる予定だった)PPV「ALL OUT」は大成功に終わり、史上最高のPPVと称されるレッスルマニア17に匹敵するイベントだったという声もあります。
WWEでも多くの名勝負が生み出されていますが、AEWも負けていません。ALL OUTでのヤング・バックス VS ルチャ・ブラザーズは「史上最高のスチールケージマッチだった」と評判です。
展開が早く、強めのコンタクトも多いのがAEWの特徴。試合中の流血も珍しくありません。こうした試合について、WWEの最高責任者ビンス・マクマホンはどう考えているのだろう……ジョン・モクスリーが予想してみました。
ここには「付け焼き刃」のキャラクターは存在しない。それがプロレスのあるべき姿だよ。オレンジ・キャシディだろうが、ヤング・バックスのような狂ったハイフライチームだろうが、それぞれが自分らしくあることを許され、クリエイティブを発揮している。誰よりもバカげていてアクションに満ちた試合だってできるんだ。
やっていることを和らげようとしたり、「それはやりすぎだよ」と言ってくる奴はいない。ビンス・マクマホンはAEWの試合をたくさん見て「ゴミだ。セルしてないじゃないか。スピードを落とせ。くだらない」と言っているだろうよ。「Blood and Guts(The Inner Circle VS The Pinnacleの試合があまりにも激しかったため、WWE上層部からの評価が著しく低かったとされるDynamiteのエピソード)」だろうが何だろうが、15,000人の観客が熱狂していることは気にしないだろうな。
自分の正しさを証明できたような気分だよ。俺はこれまでに「プロレスがどうあるべきか」を何度も語ってきたけど、それはAEWがやろうとしてきたことであり、俺たちがやったことでもあるんだ。
現地時間9月8日に放送されるDynamiteの最新回はモクスリーの地元シンシナティで開催されます。対戦相手は鈴木みのる。ケンカ屋同士の熱いバトルになるでしょう。
(SESCOOPS)