WWEの人気スーパースター、ケビン・オーエンズ。WWEには欠かせない存在の彼は、2018年のインタビューで「5年の再契約に合意した」と語っていたため、WWEとの契約が切れるのは2023年だと考えられていました。
しかし、実際の契約期間はそれよりもずっと短いかもしれません。Fightfulによれば、両者の契約は2022年1月までなのだそうです。
おそらく、オーエンズが言っていた「5年契約」が結ばれていたのは事実のようです。しかし、契約内容が2020年以降のどこかのタイミングで変更されていたとのこと。新型コロナウイルスのパンデミックが起きたことにより、WWEは一部の選手の契約内容を見直していたのだそうです。
彼の契約期間が短縮された理由など、この件の詳細は明らかになっていません。
先日開催されたAEWのPPV「ALL OUT」では、アダム・コールがサプライズ登場し、The Eliteに合流しました。大会終了後、オーエンズはTwitterに「43.8791 103.5691」とツイートしました(削除済)が、これはマウントラシュモアの座標を指しているのではないかと指摘されています。Mount Rushmoreは、ヤング・バックス、アダム・コール、ケビン・スティーンがPWGで結成していたユニットの名前です。2014年、スティーンが「ケビン・オーエンズ」としてWWEに入団したことで4人での活動は終了し、彼の代わりにロデリック・ストロングとスーパー・ドラゴンが加わった「Mount Rushmore 2.0」が2015年から2016年まで活動していました。
これを「WWEを退団してAEWに行くことの布石」と見るのは短絡的かもしれません。ただ単に「懐かしいね」ということでしょうから。ただ、AEWが盛り上がりを見せているタイミングで「ケビン・スティーンが帰ってくる可能性」が浮上するのはスリリングですね。WWEの本気を見たいです。絶対に手放してはいけない選手でしょう。AEWにケビン・スティーンとエル・ジェネリコが加わったら恐ろしいです。
(Fightful, Wrestling Inc)