元WWEクルーザーウェイト級王座チャンピオンのトニー・ニース。2021年6月にWWEから解雇された後、現地10月23日放送のAEW・Dynamiteの客席に登場し、「プロレス界で最もホットなフリー・エージェントの一人」として紹介されました。
彼は10月27日の時点でAEWと契約していたと報じられていますが、そのことは公式には明かされていませんでした。AEWがレスラーと結ぶ契約には2段階あり、本契約であるTier 1契約の前に、特定の日程でAEWに登場するためのTier 0契約を結ぶことが可能なのです。Tier 1契約に移行したことは、AEW公式Twitterアカウントの「X is #ALLELITE」ツイートで発表されます。
今日、ニースはRampageでサミー・ゲバラの持つTNT王座に挑戦しました。番組放送を前に、AEW社長のトニー・カーンがニースとの契約を発表し、彼の入団を歓迎しています。
The TNT Title is at stake in a huge match TONIGHT on #AEWRampage! We have a great Champion @sammyguevara & I’m so impressed by the challenger, he’s been one of the hottest free agents in the business; ahead of this HUGE match tonight I’m making it official: @TonyNese IS ALL ELITE pic.twitter.com/OY6OplUs3D
— Tony Khan (@TonyKhan) December 4, 2021
試合には惜しくも破れたものの、肉体美や高い身体能力、ヒールらしい試合運びを披露。今後の活躍に期待できそうです。そのうちイーサン・ペイジと合流するんじゃないかな…。
それにしても、TNT王座チャンピオンとしてのゲバラは他団体からやってくる選手たちの受け皿として効果的に機能していますね。ボビー・フィッシュといい、ジェイ・リーサルといい、ニースといい……。