2019年に入ってから、WWEからの退団を希望するスーパースターが跡を絶ちません。The Revivalのリリース要求からすべてが始まり、ヒデオ・イタミ(KENTA)、ディーン・アンブローズ、タイ・デリンジャーが自らの希望でWWEを退団することになりました。
2013年からWWEに所属していたデリンジャーは、AEWを立ち上げ、副社長に就任したCodyと友人関係にありました。Codyはデリンジャーを高く評価しており、退団を惜しむ声をツイートしました。昨日、CodyはPro Wrestling Sheetのインタビューの中でデリンジャーについて次のように言及しました。
Codyとデリンジャーが出会った頃
Codyは、デリンジャーとの出会いについて次のように語っています。
私はデリンジャーのことを愛している。彼のことが好きだ。私はOhio Valley Wrestlingという団体でデビューし、3ヶ月間出場した。その後、ダスティの息子というだけでWWEと契約したんだ。でも、当時OVWに所属していたデリンジャーはこのことについて私を決して咎めなかった。彼はOVWでの私のタッグパートナーで、私にプロレスを教えてくれた。彼は私と相性が良かったよ。
Codyにプロレスを教えたのはデリンジャーだったんですね。CodyがOVWに入団したのは2006年。当時は本名のコーディ・ラネルズをリングネームにして活動していました。デリンジャーとCodyはほぼ同時期にWWEにも出場し始めましたが、デリンジャーはすぐにインディーマットに戻り、CodyだけがWWEに移籍することになりました。デリンジャーがWWEと契約したのは2013年のことです。
タイ・デリンジャーというレスラーの価値について
「過小評価されているレスラー」として名前の上がることが多いデリンジャーについて、Codyは高く評価しているようです。また、今後のインディー界での活動についての協力を約束しました。
私は彼への協力を惜しまない。WWEを去り、様々なインディー団体で活動するようになってから得た知識を彼に授けたいよ。彼をAEWに誘いたい、ということではない。世界にはいろんな団体がある。新日本プロレス、ROH、MLW、EVOLVE、PROGRESS。どれも素晴らしい団体だ。デリンジャーがどの団体を選ぶにしても、所属先になった団体は多くの恩恵を得ることになると思う。
この発言は、まだデリンジャーとの契約交渉を行っていないということを表明するポーズではないかと思われます。タンパリングになってしまいますからね。ただ、ロースターの充実を狙っているAEWにとって、経験豊富なデリンジャーはどうしても欲しい人材でしょうから、獲得を狙いそうな雰囲気はありますね。デリンジャーの決断に注目したいと思います。
.@CodyRhodes on Tye Dillinger's release from WWE: "Any company, including us [AEW], would benefit from that dude."
Full interview available Monday on YouTube, iTunes, PodcastOne, Spotify and other major platforms.
🎧: https://t.co/7bKGuqSDGw pic.twitter.com/ymO1iAdDa2
— The Sportster (@WrestlingSheet) February 22, 2019