勢力を拡大し続けているAEW。現地9月22日に放送されたDynamiteニューヨーク大会「Grand Slam」も大盛況に終わりました。
トニー・カーン社長は団体の現状についてどう考えているのでしょうか?AP通信のインタビューの中で次のように語っています。
他のプロレスを観て「これは自分には合わないな」と思ったあなた、ぜひAEWにチャンスをくれ。我々のショーは他所よりもあなたの知性を侮辱する可能性がずっと低いよ。
俺が仕事を引き受ければ引き受けるほど、団体の勢いが強固なものになっていくという実感があるんだ。ファンも同意してくれると思う。筋金入りのファンは特にだね。
俺はプヲタだけど、客観的に見て、AEWは今最もホットなプロレス団体だと思う。多くのプロレスファンが「AEWに勢いがあること」「AEWが過去最高を更新し続けていること」を理解している。そのおかげで、新しいファンや、AEWのショーを見たいと思う人が増えているんだ。他団体もこの点を意識していると思うよ。我々は、AEWで何が起こっているかを理解している様々な団体と素晴らしい関係を築くことができている。思うに、現在のプロレス界で働くということは、AEWの動向や成功に追従するということなんだ。
(スター選手がロースターに加わることについて)元々、ハードコアなファンからの評価が非常に高いレスラーがたくさんいたんだけど、メインストリームのファンからの認知度があるレスラーは少なかった。彼らの知名度を上げることは必須だったんだ。ジョン・モクスリーのように、知名度が高く、テレビでの試合経験が豊富な人材を早期から確保できるなんてまったく考えてなかったね。彼は本当に途方も無い利益をもたらしてくれているよ。無観客期のチャンピオンとして素晴らしい働きをしてくれたし、今でも最も重要なスターレスラーの1人だ。こんな機会があるなんて、AEW旗揚げ当初は予想もしていなかったね。この団体をプロレス界最高のホームにし、レスラーが「働きたい」と思う場所にするために一所懸命働いてきたおかげで、他団体から移籍してくる選手までたくさん出てくるようになった。旗揚げ前に一人のプヲタとして夢見ていたこと以上のことを成し遂げているよ。
勢いを維持し続けるのは大変なことです。トニーの手腕に期待しましょう。
(AP)