PPV「Revolution」で素晴らしい試合を見せてくれたCMパンクとMJF。
AEWきってのヒールレスラーとして活躍してきたMJFがベビーフェイスの一面を見せたことも話題になった2人のストーリーラインは、プロレス界随一のストーリーテラー同士の腕の見せ合いとなりました。世界中のファンが楽しみにしていた抗争は成功したと言えるでしょう。
若き才能とがっぷり四つでぶつかり合ったパンクは、MJFのことをどう考えているのでしょうか?Revolution終了後の記者会見で、彼は次のように語っています。
俺は希望があることを学んだ。俺のように、正しい理由でこのプロレスというビジネスを愛し、クラシカルなプロレスを愛している坊やたちがいることを知ったんだ。ガレージバンドを組んでラモーンズのカバーをするようなガキどもがね。つまり、マックス(MJF)もその1人だよ。変な話だと思わないか?だって、あいつはWWFのファンだったんだぞ。
まあ、あいつは博識っていうかさ。古いプロレス、知名度の低いプロレスも見ているしね。新日本プロレス以外の全てのプロレスを愛してるんじゃないか?新日本のことは嫌いだろうね。とはいえ、そういうガキが仕事に打ち込んでいるということを、俺は知った。歴史を学び、それを理解し、敬意を払っている連中だ。希望だろ?
パンクがいかにMJFを認めているかがわかるコメントですね。確かに、MJFのスタイルは新日本向きではないし、もしかしたら好きではないかも?
ただ、ランディ・サベージと天龍源一郎の試合がとんでもなくスイングする世界ですから、いかにも新日本的なレスラーとの試合がハネることもあるかもしれませんね。
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