AEWのトニー・カーン社長がROHを買収した……というニュースは世界中のプロレスファンの間でポジティブな出来事として受け入れられました。しかし、現場は大変なようです。
SESCOOPSによれば、買収が決定した後、現地4月1日開催予定のROH「Supercard of Honor XV」の準備に大幅な遅れが出ているそうです。カードの編成、ブッキング、レスラーやスタッフの移動を含む物流の手配に支障が出ているとのこと。
トニー・カーンはAEWのチームでPPVをプロデュースすることを希望しており、彼らが納得できる制作リソースを使いたがっているそうです。自分たちのノウハウを活かしてショーを運営したい、ということになると、現場はこれまでと違うやり方を強いられることになりますね。また、彼らはブッキングも担当したいと考えているようですが、現時点ではROHが準備していたものを尊重する方針だとされています。
開催まで残り1ヶ月を切っていますが、状況が大幅に改善されることはあるのでしょうか…。急に今までと違うやり方での準備を強いられる現場のスタッフたちは大変でしょうね。
ちなみに、ROHがAEWに提出したブッキングのリストには、バンディード、ジョナサン・グレシャムらが含まれているそうです。
(SESCOOPS)
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