2018年にLA道場へ入門したカール・フレドリックス。高い身体能力を活かしたスタイルがウリです。
実は、彼は新日本に入団する前に何度もWWEのトライアウトを受けていました。WWE行きを願った日々があったにもかかわらず、なぜ彼は新日本の道を選んだのでしょうか?Podcast番組「Shining Wizards」にゲスト出演した彼は、次のように語りました。
俺が仕事を得るためにキャンプに参加したんだ。丸一年もWWEへの就職活動を続けていたときでね。最後にWWEのトライアウトを受けたのは2017年の2月だ。9月は、向こうから「おい、君に来てほしい。素行調査をするぞ」と言われたよ。臨機応変に対応して、「フロリダに来てくれ」と言われるのを待った。彼らは冷静だったね。3ヶ月ごとに連絡をくれて、「レッスルマニアの後かな」って感じで連絡を取り合っていた。1年が経った2018年の夏、俺はたまたまロサンゼルスに4日間滞在して、2つのショーに出て、3日間のLA道場のキャンプに参加した。
俺はずーっと待ちの状態だったし、停滞感も感じ始めていたから、何か行動を起こさなければならないと思っていた。インディシーンでは、ジャングル・ボーイやブロディ・キング、ジェイク・アトラスあたりの連中が大活躍していたな。「このままじゃ時間の問題だ。船に乗れない」と思ったもんだよ。何も起こらないなら、自分で何かを起こさないと。俺はキャンプに行くことにした。
柴田勝頼に会って、「お前をチームに入れたい」とその場で言われたんだ。[…]一歩脚を踏み出すのに躊躇はなかった。誰かから「我々は君が欲しいんだ」と言われたら、やるしかないだろ。人生で最高の出来事だったよ。
また日本で活躍する彼の姿を見たいですね。
(Fightful)
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