ツワモノ揃いのAEWにおいて、一際強い存在感を放っているユニット「Blackpool Combat Club」。
ブライアン・ダニエルソン、ジョン・モクスリー、クラウディオ・カスタニョーリ、ウィリアム・リーガルといったスターレスラーたちと、新進気鋭の若手ウィーラー・ユウタによるユニットは常に世界中のプロレスファンからの注目を集めています。
ビッグネーム揃いであること、WWEでウィリアム・リーガルの教えを受けていたメンバーが中心であること、ユウタがユニットに加入するまでのストーリーが秀逸だったこと。愛しがいのある要素だらけのユニットです。
実績十分のベテランたちと一緒に活動している25歳のユウタは、SESCOOPSによる独占取材の中で、Blackpool Combat Clubがどのようなトレーニングを行っているかを明かしました。
ああ、トレーニング・クラスは毎週あるよ。みんなで毎週やってる。リーガルやブライアンが中心になることもあれば、みんなで協力することもある。トレーニングをしたり、一緒に学んだり、って感じだね。
細かなテクニックを数え切れないほど教えてもらっているよ。教えてもらった内容は、何日かかっても語りきれないほどのものだ。でも、一番大事な教えは「心構え」だね。リングに上がったら相手を痛めつける、という考え方。Blackpool Combat Clubは対戦相手に傷跡を残すことを追求しているからさ。額に傷がつく程度でもいいし、脚をひきずって歩かなきゃいけないほどのダメージでもいいし、毎朝起きるたびに「クソ、あいつらがあんなことをしてこなければ」と思ってしまうようなものでもいい。そういうことをしてやろう、っていう心構えを教えてもらってる。俺たちはこのことに集中しているし、彼らから教わった最大の教訓はこれなんだ。
25歳の若さでこんな状況の中で活動できるなんて、かなり恵まれていると言えるでしょう。それも自分の実力で勝ち取ったものですから、今後が本当に楽しみです。
(SESCOOPS)