AEWと新日本プロレスの合同興行Forbidden Doorで行われたウィル・オスプレイとケニー・オメガのIWGP USヘビー級王座戦。
2023年1月の新日本「レッスルキングダム17」での激闘のリマッチとなったこの試合は、カナダ・トロントのファンを大喜びさせる素晴らしい戦いになりました。オスプレイにとってはケニーへのリベンジマッチとなり、ケニーの出身地でForbidden Doorの開催地でもあるカナダへの挑発的な振る舞いも試合の盛り上がりに繋がりました。
試合中、カナダ国旗をめぐるやり取りがありました。オスプレイがリングサイドのファンから国旗を奪って股間をこすったり鼻を拭ったりと、侮辱的な行為に及んだのです。これはWWEのレジェンドレスラー、ショーン・マイケルズのオマージュです。
Who did it better ? Shawn Michaels or Will Ospreay at #ForbiddenDoor I gotta say that was a nice tribute #AEWxNJPW pic.twitter.com/fC5V4PDVfL
— Rincón Distroyer del Wrestling (@ERD_Wrestling) June 26, 2023
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、もともとカナダ国旗を持っていたのはカナダ人レスラーのチップ・チェンバースだったとのこと。彼がなぜ最前列でカナダ国旗を持っていたのか等の情報は不明です。まあ、応援ですよね。
カナダを徹底的にこき下ろすためにHBKを引用するのは良いアイデアで、ファンをヒートアップさせることに大きく貢献するワンシーンとなりました。こうしたクリエイティビティが2人の魅力ですね。
(Fightful, Wrestling Observer, Cultaholic)