2017年からROHで活躍し、新日本プロレスへの参戦経験もあるフリップ・ゴードン。
彼は2010年台後半のROHで人気者として活躍しましたが、2021年末にROHが旧体制での活動を停止し、2022年3月にAEWのトニー・カーン社長が団体を買収した後、彼は一度もROHに戻っていません。
また、ROH時代はThe Elite(ヤング・バックス、ケニー・オメガ、コーディ・ローデス、ハングマン・ペイジ、マーティ・スカル)と親しかった彼ですが、これまでに一度もAEWへの参戦は実現していません。
誰もが「ゴードンはROHの人気者として活躍した後、AEWに行く」と思っていたにも関わらず、なぜこのような事態になっているのでしょうか?最新のインタビューの中で、彼はAEWやROHと連絡を取っておらず、プロレス番組への出演に興味がないことを明かしました。
ROHでの活動を終えた後、連絡をとったことはないよ。こちらから連絡しようとも思わなかったし、誰からも求められなかった。もし彼らが俺を評価してるなら、連絡はあっただろう。
そういうふうに考えるのは間違ってるかもしれないけど、俺のキャリアでは、どんな時期にもいろんな団体から声がかかるんだ。自分の仕事をするだけだよ。それに、今はテレビのプロレス番組に興味はない。俺はまだ実験中で、新しいことに挑戦し、レスラーとしての自分、レスラーとしてなりたい自分を見つけようとしている。とても楽しいよ。
(全国規模の団体との契約に興味はあるか、という質問に対し)今はないけど、将来的にはどこかと契約したい。今はやりたいことがたくさんあるんだけど、そのうちのいくつかは団体との契約に縛られているとできないことなんだよね。
3ヶ月から6ヶ月程度の口約束の契約でも、それよりも長い契約だとしても、ストーリーを語りたい。全力でやるよ。素晴らしいストーリーを語り、素晴らしい試合をしたいんだ。
でも、2〜3年の契約をして、テレビに出られなくなったり、アイデアが出なくなったりしたら?いやいや、俺はアイデアがほしいんだよ。俺のための何かがないと。それがないなら、インディシーンで自分のスケジュールを立てるだけだ。自分がやりたいことを他の人がやっているのを、ただ座って冷やかすためだけに飛行機に乗りたくない。プロレスをしていたいんだ。
(Fightful)