AEWとの再契約に合意したThe Eliteのケニー・オメガ、ヤング・バックス(ニック&マット・ジャクソン)、ハングマン・ペイジの4人。グループで大きな決断を下す方針を取っていた彼らは、毎日のようにAEW残留とWWE移籍、そしてこれ以外の「引退」という選択肢の間で揺れ動いていました。
スワーブ・ストリックランドのPodcast番組に出演したヤング・バックスは、The EliteがAEWへの残留を決めるまでの経緯や、報道にもあった「残留・移籍の決断についての投票」がどのように行われていたのかを明かしました。
マット:どうなるかは俺たちにも分からなかったんだよね。別に何かを読んだわけじゃないけど、ファンのみんなは「The EliteがAEWと再契約するなんて驚きだな」と思ってるんだろ?なあ、俺たちは再契約するかどうかもわからなかったんだ。
俺たちはチームでAEWと交渉してた。(移籍か残留かの意見を示すための)投票が毎回揃っていたわけでもなくてさ。みんな知ってると思うけど、2022年はいろんな感情が渦巻いていたし、日によって意見は割れた。全員が同じ意見を持ってたわけじゃなかったんだよ。
また、AEWとの交渉に当たっていた頃、マットが「引退」を考えていたこともあったそうで、ニックは必死で引き止めたそうです。2人のこうしたやりとりがあった頃は4人がほとんど分裂状態だったとのこと。
危機や困難を乗り越え、4人でのAEW残留を決断したThe Elite。彼らは強い愛や友情でつながっています。
あわせて読みたい
【AEW】ヤング・バックスが「シングルでの活動を一度も望まなかった理由」を語る。「1人は嫌だ。1人での日本ツアーは辛かった」
兄弟の固い絆で繋がっているヤング・バックス(ニック&マット、ジャクソン)。 AEWで副社長を務める2人は世界最高峰のタッグチームとして知られ、キャリア初期から一貫してタッグ屋として...
【WWE】ケビン・オーエンズが「母国で試合をすること」を語る。「中邑真輔もそうだけど、どの街も地元になる」
世界一規模の大きなプロレス団体WWEはアメリカを拠点としており、世界各地からスターになることを夢見る選手たちが集まっています。 アメリカ人選手たちの地元も様々ですが、国際的なスター...