先日開催された8万人規模のイギリス大会All Inのバックステージで喧嘩したCMパンクとジャック・ペリー。その代償は大きそうです。
Collisionでのクリエイティブ上での衝突がきっかけで関係が悪化した2人は、All Inでのペリー VS HOOK戦の最中にペリーがそのことを揶揄する発言をしたことでフィジカルな喧嘩に発展しました。
レスリング・オブザーバーによれば、AEWは2人の喧嘩について調査を開始し、これが終了するまで2人は出場停止処分を課されるとのこと、団体内部の見解では、2人とも今週末のPPV「ALL OUT」には出場できないそうです。ALL OUTはパンクの地元シカゴで開催されるのですが…。
Haus of Wrestlingは、2人の喧嘩の詳細を報じています。試合後にバックステージへ戻ってきたペリーがパンクに近寄り、パンクは「何か問題があるのか?」と訪ねました。そこにペリーが「何かしてみろ」と挑発。パンクはフロントフェイスロックをかけました。パンチが飛ぶことはなかったようで、パンクがフェイスロックを選んだのは「ペリーと戦うことを避け、中立的な状況に持ち込みたかったから」とのこと。
また、PW Torchは、喧嘩の原因を作ったのがペリーであることから、パンクよりもペリーのほうがこの件でより多くの非難を受ける可能性が高い、と指摘しています。
「セグメントでガラスを使うこと」への意見の対立が、こんな事態にまで発展してしまいました。出場停止処分がいつまで続くかは不明ですが、2021年にAEWへ入団したパンクがこの処分を課されるのは2回目です。
(Wrestling Observer, Haus of Wrestling, PW Torch)
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