現地8月27日に開催された8万人規模のイギリス大会All In。チケット発売開始当初から凄まじい勢いでチケットが売れていた大会は、サッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムで開催されること、AEW初のヨーロッパ大会であることなど、少しずつ発表されたカードが非常に充実していたことから、最後まで勢いが落ちませんでした。
FTR VS ヤング・バックス、クリス・ジェリコ VS ウィル・オスプレイなど、多くの試合が名勝負となったAll In。興行終盤、イギリス出身の解説者ナイジェル・マッギネスがリングへ登場し、観客動員数が81,035名だと発表しました。
この数字は、2016年のWWE・レッスルマニア32が記録した観客動員数80,709名を上回り、プロレス史の有料入場者記録を更新することに。団体の規模ではWWEに遥かに及びませんが、1つの大会の入場者数という観点で、AEWはWWEを超えることになりました。
AEWはAll Inブランドの定着を目指しているようで、2024年8月にウェンブリー・スタジアムでの第3回大会を開催することが決まっています(第1回大会は、2018年にコーディ・ローデスとヤング・バックスが開催した1万人規模の自主興行)。今後もイギリスで多くの観客を集めることができれば、ヨーロッパでの市場をますます開拓していくことができるでしょう。
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