2022年初頭からAEWでプロデューサーとして働いていたエース・スティール。CMパンクとは師弟関係にあり、彼と近い位置で働いていました。
報道によれば、現地9月7日、AEWは彼を解雇しました。All Inのバックステージでジャック・ペリーと喧嘩したパンクが解雇されてから5日後、師匠の彼もまた団体を去ることになりました。彼がAEWから解雇されるのは、過去1年間で2回目です。
1回目の解雇は、2022年9月のPPV「ALL OUT」のバックステージで起きたパンクとThe Elite(ケニー・オメガ & ヤング・バックス)の大喧嘩でパンクに加勢し、ケニーの腕にガチで噛み付いた後。喧嘩の当事者たちは出場停止処分を課されましたが、スティールは最も大きな処分を受けることになりました。
この喧嘩の後で表舞台から姿を消していたパンクは、2023年6月に放送が始まったCollisionの中心人物として復帰。この時、彼はスティールの復帰も希望し、受け入れられました。本来であればCollisionの現場で2人で働きたかったようですが、AEWはスティールの現場復帰を許さず、リモートでの仕事を命じていました。
スティールのAEWでの活動はパンクと強く結びついており、パンクがAEWから去った今、スティールを団体に残す必要はないと判断されたのかもしれません。
CMパンクのAEW解雇後、WWEトップ選手たちの間で「パンク復帰の可能性に猛反対」の認識が広まっていると報じられる
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(Wrestling Observer)
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