8万人規模のイギリス大会All Inで実現したクリス・ジェリコとウィル・オスプレイのドリームマッチ。地元イギリスの大歓声の前で戦うオスプレイと、自身がフロントマンを務めるバンドFozzyを従えて登場した大ベテランの戦いは、予想通りの名勝負となりました。
ジェリコは、自身のPodcast番組の中で試合を振り返りました。バックステージで起きたCMパンクとジャック・ペリーの喧嘩による影響もあったようです。
2人で一緒に準備をして、試合についてまとめている時にショーが始まり、期待感が高まっていった。
そして、バックステージで喧嘩が起き、物事を狂わせることになる。俺たちの試合がいつ行われるかが少し不確定な状況になったんだ(第1試合への出場を予定していたパンクが試合をキャンセルする可能性があり、他の試合を第1試合にできないかが模索されたため)。でも、俺のバンド(Fozzy)や入場のことを考えると、予定よりも早い順番に試合をずらすことはできなかった。
大きなショーのメインイベンターになれない場合は、第1試合かセミファイナルが最善だと思ってる。俺たちの試合は最後から3番目だったかな。試合時間は17分だという認識だったけど、少し短くなったね。
試合時間を少し長くするためにできることはあったかもしれないけど、試合時間の長短が素晴らしい試合を作るわけじゃない。素晴らしい試合とは、雰囲気やバイブス、そしてレスラーたちが何をしているかに左右されるんだ。
俺たちの試合で繰り出されたカウンターやリバーサルは本当に好きだった。ジェリコカッターとかね。俺がロープに飛びついた時、みんなはライオンサルトをすると思っただろ?
試合全体にとても満足しているよ。どんな試合にも小さなミスはあるものだけど、カウンターは良かったね。オスプレイのストームブレイカーをウォールズ・オブ・ジェリコでカウンターしたりさ。「ああ、それは素晴らしいな」って感じだ。
何年もやってきた切り返しだからね笑 トップロープからのフランケンシュタイナーとか、俺たちの攻防、何度も繰り出したコードブレイカー、ジュダス・エフェクトをキックアウトしたオスプレイに俺が中指を突き立て、俺から3カウントを奪って…本当に素晴らしい試合だったね。
(POST Wrestling)