AEWとの2年契約に合意したリック・フレアー。
現在74歳の彼は、76歳までAEWの一員として活動することになります。かつてのライバルだったスティングの引退を見届けるためにAEWへやってきた彼は、スティングが引退した後も団体に残ることになります。
PWInsiderのインタビューに応じた彼は、AEWとの契約や、試合復帰する可能性について、次のように語りました。
興奮しているよ。プロレスは俺の人生で、それを認めることに何の問題もない。トニー(・カーン社長)と一緒に仕事をできる機会を得ることは、これまでにも何度か考えたことがあった。
今、俺がとても楽しんでいることをしていることを喜んでくれている人たちがいる。俺がどの団体で働こうとも、俺のプラスの貢献を団体側も認識していると思うよ。
WWEからAEWへ行くことを誰も恨んではいないと思う。これは個人的な問題ではない。俺は自分のしたいことをしているんだ。
人間として、パフォーマーとしてのスティングを愛しているよ。彼は、俺が今まで一緒に仕事をした相手の中でも上位3、4人の中の一人だ。
(試合復帰する可能性について)いや、しないと思う。俺が復帰したいかどうか…と聞いているのかい?その答えには言葉を慎重に選ばなければな。必ずしもいい方向に進むわけではないから。
以前、俺はみんなに対して「受け身を取ることができる」ということを明確にした。そういうことをしたいなら何でもしていい、という医師の許可を得ているんだ。
再び試合をすることになると思うか?ノー。試合をしたいか?絶対にしたい。ノーとは決して言わないつもりだ。
予想通り、試合もやる気十分です。実現するかどうかはともかく、74歳のレジェンドがこうした姿勢でいることは、ロッカールームにポジティブな影響をもたらすかもしれません。
最近のAEWは「老人ホーム」とも揶揄されるほどベテランの出場機会が多くなっています。ベテランにも若手に負けないほどファンを魅了することができる、ということを示してほしいですね。