AJスタイルズは、ショーン・マイケルズとの試合を望んでいました。
2016年に新日本プロレスからWWEへ移籍した彼は、いきなり団体のトップスターとして多くのビッグマッチをブッキングされました。そんな中、彼はTwitter(現X)で「2017年のRoyal RumbleでAJスタイルズVSショーン・マイケルズが行われる、というポスターのファンアート」を投稿。実際、彼はマイケルズとの戦いを熱望しましたが、結局は実現しませんでした。
Interesting photo….. is it not? pic.twitter.com/MKgF4XoAF1
— AJ Styles (@AJStylesOrg) October 20, 2016
後に、マイケルズはこのタイミングでの試合が実現しなかった背景として、「AJは2017年のレッスルマニア33での対戦相手が決まっておらず、その相手を探していたため」だったと説明しています。結局、AJはレッスルマニア33でシェイン・マクマホンと対戦しました。
最新のインタビューで、AJは実現しなかったマイケルズとの試合について語り、実現する可能性はどの程度あったのか、マイケルズは2人の戦いについてどう考えていたのかを明かしました。
覚えているのは、HHHか誰かの所に行ったときのことだ。俺は彼に「なあ、ショーンは試合をしたがっているのかな?」と聞いた。すると彼らは、「わからない」と言うんだよ。でも、彼に聞いたのか?」と聞くと、彼らは「聞いていない」と言った。
俺は、かつてアンダーテイカーに対戦の可能性を質問したように、ショーンと話をする機会がなかった。俺たちはそんなことを聞くほど親しくなかったし、彼の電話番号も知らなかったからね。まあ、今はショーンと親しいけどさ。だから、俺は彼に何かを伝えることもできなかったんだ。
でも、本当のところ、彼はどうせその試合をしなかっただろう。前に、彼と話したことがあるんだ。俺たちが戦うとして、その試合のメリットは何だろう?誰が得をするんだろう?ショーンが勝っても、まあいいか。俺が勝っても、まあいいか。そんな試合になるんじゃないか、って。
彼が俺に言った言葉には多くの真実がある。それでいいんだ。やってみれば楽しかったかもしれないけどね。俺にとっては学びの機会になったと思うよ。
マイケルズは、「AJがあと10年早くWWEに来てくれたらな…」と語っていました。実際、AJが2000年代にWWEへ入団していたら、2人は何度も激闘を繰り広げていたかもしれません。
(WrestlingNews.co)