団体設立から5年が経過したAEW。
設立当初から、AEWにとって最大のビジネスパートナーはワーナー・ブラザース・ディスカバリーでした。AEWの番組はすべてワーナー傘下のテレビ局で放送され、ワーナー内部のコラボレーションにも積極的に参加。現在、両社は新たなテレビ放映権契約の交渉にあたっているとされています。
最新のインタビューで、トニー・カーン社長は「新しい放映権契約交渉が佳境を迎えている」ことを明かし、楽観的な見方であることを表明しました。
今がAEWにとって史上最も重要な時期なんだ。我々が今まで結んだ中で最も重要な契約、つまり次のメディア権利契約を結ぶ寸前にいるんだよ。
5年間かけて、ここまで来たんだ。AEWがメディア権利の世界に飛び込んで、非常に収益性の高い、成功した団体になる…というところまでね。
我々に向けられてきた期待のすべてを満たしてきたんだ。この数年間で、本当に素晴らしいことをたくさんやってきた。たくさんのPPV関連の記録を打ち立てたよ。数字をどう見るかは別として、WCWの最後の数年と比べても、非常に強い数字を出してる。これは本物の成功物語だと思う。
現在、AEWとワーナーの独占交渉期間は終了しています。期間が終わるまで契約が締結しないだろうということは大方の予想通りで、両者が新契約に合意することはほぼ確実視されている状況です。
契約の内容はどうなるのか…注目すべきはそこです。DynamiteやCollisionの放送時間は伸びるのか?各番組の放送時間帯は変更されるのか?ワーナー系のストリーミングサービスHBO MAXでの番組配信開始はテレビ契約にどう影響するのか?この契約は、ファンにも大きな影響を与えることになるでしょう。
(Wrestling Observer)
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