イギリス大会All Inでトニー・ストームの持つAEW女子世界王座に挑戦するマライア・メイ。
かつてSTARDOMでも活躍していた彼女は、蜜月の関係にあったストームを裏切ってヒールターンするとさらに才能を爆発させ、今最も注目される女子レスラーの1人になりました。
このストーリーによって、彼女とトニーは永遠の絆で結ばれることになりました。お互いの存在なしにキャリアを語ることはできないでしょう。
Busted Open Radioに出演したメイは、トニーに対する思いやAll Inでの決戦、野望について次のように語りました。
正直言って、トニーがいなかったら今の私はない。今の私を作ってくれたのは彼女なんだよね。服も知識も時間も、全部私にくれた。
そのおかげで今の私がいる。でも、結局それが自分の首を絞めることになっちゃったっでことだよね。完全に自業自得でしょ。みんな分かってたのにね。ファンさえも……。
でも彼女は誰の言うことも聞かなかった。で、来週の日曜日、私の地元で私と戦わなきゃいけない羽目になった。まあ、彼女にとっては最後の試合になるだろうけどさ。
トニーのことは誰よりも分かってるつもりだよ。あの人、現実が見えてないよけ。私を裏切るなんて、絶対に考えもしなかっただろうな。自分の子供みたいに可愛がってくれてたからさ…。
だから、私は裏切りが失敗するだなんてまったく心配してなかった。いつかやるって決めてたけど、タイミングの問題だったね。All Inで戦うなら今だと思って、実行したんだよ。
みんな、ショーが終わった後の記者会見も見てね。トニー・ストームをぶっ飛ばした私は、彼女の弔辞を読むよ。悲劇的だけど、どこか面白い人生を偲んで…。
トニーを倒したら、すごくスッキリすると思う。ずっと前から考えてたことだしね。イギリスのインディ団体でトニーの代わりに試合に出たき、STARDOMにいたとき、AEWに来たときから……ずっとこのことを考えてた。
トニーを倒すことは、ベルトを取るよりも大事。もっと早くトニーを裏切ることもできたけど、AEWで一番大きな舞台のAll Inまで待ったよ。私がトニーを倒す光景は、みんなの目に焼き付くだろうね。まあ、もちろんベルトも欲しいけどさ。
トニーをチャンピオンの座から引き摺り下ろすのが楽しみです。サンダー・ロサも知ってると思うけど、みんな失敗してきたことだからね。
でも、それはアプローチが間違ってただけ。トニーを倒すには心理戦をしかければいいんだよ。私は彼女を自分に夢中にさせて、そして今、その心をズタズタにしてやるんだ。
(Wrestling Inc)