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ロブ・ヴァン・ダムがプロレスとポルノを比較。「観客は、そこに現実逃避を求め、目の前で起きていることを信じたい」

インタビュー

プロレスは独特なジャンルのスポーツで、それ故に他の様々なスポーツやエンターテイメントと比較されることがあります。

その中でも、特に比較されることが多いのは映画。実際、プロレス界から映画界に進出したザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)やジョン・シナなどの存在もおり、アメリカンプロレスと映画の親和性は高いと言えそうです。

WWE殿堂入りレスラーのロブ・ヴァン・ダムは、出演したPodcast番組の中でプロレスとポルノを比較しました。

プロレスはポルノのようなものだ…。観客は、そこに現実逃避を求める。目の前で起きていることのすべてを信じたいんだ。作られたものとして見るのは嫌なんだよ。その瞬間に感情を投資したいんだ。

プレイヤーが上手ければ上手いほど、プレイヤーが献身的であればあるほど、観る者にとって望ましい体験になる。

レスラーたちがそういう風に考えれば、プロレスというビジネスは変わるだろうね。

アイアン・シークに訓練を受けていた頃のことを覚えているよ。俺はまだ若かった。彼は突然コーナーで俺の首を絞め始めて、俺がどう反応するか見ていた。

俺が彼の手を掴むと、彼は「それでいい。たいていのレスラーは、こうした状況で固まってしまうんだ。俺の握りから抜け出そうとしたり、押し返したり、肘を曲げたりしてみろ。それに取り組め…決して動きを止めるな」と言った。

また、シークやサブゥーから「プロレスラーは、入場から退場まで役を演じ続けることを忘れてはいけない」と教わったことや、今のプロレス界にこうした観点が欠けていることを指摘しています。

(Fightful)

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