【AEW】ランス・アーチャーがギミック変更の難しさを語る。「一度やったギミックから抜け出すのはほぼ不可能なんだ」

プロレスラーがファンの前で演じるギミックが、デビューから引退まで変更されないケースは極めて稀です。

多くのレスラーがギミックの変更に直面し、キャリアをより発展させていくために乗り越えていきます。47歳のベテランレスラー、ランス・アーチャーは、”The Murderhawk Monster”としての現在の活動に至るまでに複数回のギミック変更に取り組んできました。

自身のPodcast番組の中で、彼は「特に今日のプロレス界において」という但し書き付きで、ギミック変更が難しい理由について語りました。現代社会では、プロレスラーの活動はあらゆる媒体で記録・撮影・制作されるため、かつてのプロレス界と比べて「確立されたキャラクターから抜け出すこと」が難しい…と指摘しています。

一度経験したギミックから抜け出すのは、ほぼ不可能なんだ。

（元WWEスーパースターのイライアスが、ヒゲと髪を沿って弟エゼキエルを演じたのを例に）彼は、本質的に別人になるという点で素晴らしい仕事をしたと思う。でも、彼が本当に別人になったということを信じていたファンはいないだろ？なぜなら、彼が何者なのかを全員が知っていたからね。

過去の偉人たちの名前を出すと、ストーン・コールド・スティーブ・オースチン、ケイン、ケビン・ナッシュ……といった面々は、多くのギミック変更を経験してきた。時代のおかげだと思うけど、そのほとんどがテレビ放送されていたにも関わらず、今のように過去の映像へ簡単にアクセスできるわけじゃなかったんだよ。だから、今はギミック変更を乗り越えるのが難しいと思う。